OAフロアを現在の事務所に導入する施工手順
OAフロアを現在の事務所に導入する際の施工手順
OAフロアを現在の事務所に導入する際の施工手順について、ご説明致します。
工事のタイミングは、通常の業務に支障がでないような工事日程を決めましょう。
OAフロアを現在の事務所に導入する際の施工の流れ
事前に決定したOAフロアの仕様とスケジュールに基づき施工を行います。
＊OAフロアの仕様により、施工の手順はことなります。
具体的な施工手順は、下記の通りです。
デスクや什器類の移動・搬出等
工事前にデスクや什器類の移動・搬出を行います。
＊自社で行う場合は、工事の前までに完了してください。
施工床面の下地処理及び清掃
OAフロアを設置する床面の下地処理を行います。
この作業をしっかり行わないと、設置後、時間経過とともにガタツキ等の問題が発生しますので、注意が必要です。
割付・墨出し
割付図に基づき、割付墨を出します。
＊割付図とは、フロアパネルなどを取り付ける位置を、寸法に応じて正確に決めることを割付といい、それを図に書いたものを割付図といいます。
＊墨出しとは、工事中に必要な線や位置などを床や壁などに表示する作業の事です。
OAシートの敷設
下地処理を行った後にOAシート（クッションシート）敷設し、床面を安定させます。
OAフロア敷設
OAフロアの敷き込み（仕様によっては、支持脚の設置も行います。）
スロープ・框取付
スロープ・框（カマチ）を必要箇所に取付けを行います。位置決めは、最初の工程で行います。
壁・柱廻り等の処理
壁・柱廻り等の処理（ボーダー部の加工）
仕上材の敷き込み（タイルカーペット）
施工面全体に、タイルカーペットを敷き込みます。
付帯工事
付帯工事があれば、打合せに基づき施工致します。
完成前の自主検査
施工完了後に自主検査を行います。
完了検査・引き渡し
完了検査をお客様立会いのもと行います。
問題がなければ、完了・引き渡しとなります。
完成後、什器類を配置する場合は、長期的に集中荷重がかからないように、耐荷重規格に準じて、配置しましょう。
＊以上が、OAフロアを現在の事務所に導入する際の施工の流れになります。
OAフロア工事は、小規模であればDIY工事が可能な場合もありますが、安心して、長く使い続ける為にも、専門業者へ見積・工事依頼しましょう。
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