OAフロアの耐震性能
OAフロア（フリーアクセスフロア）の耐震性能
OAフロア（フリーアクセスフロア）の耐震性能について、ご説明致します。
OAフロアの性能を示す基準のひとつに耐震性能があります。
OAフロアメーカーのカタログには、耐震性能の適合認定を受けていれば、そのことが記載されています。
OAフロアの設置をご検討の際には、カタログや見積書に耐震仕様について、明記されているかをご確認ください。
OAフロア（フリーアクセスフロア）の耐震仕様とは？
OAフロアの耐震仕様とは、㎡あたりの積載荷重が300kg/㎡、500kg/㎡等の時に、許容水平加速度（Ｇ）がどのくらいの仕様なのかを示す基準です。
公的機関の評価受けたOAフロアであれば、カタログ等に、下記のように記載されています。
記載例：耐震性能ＪＡＦＡ規格1.0G（350Kg、1000cm／S2）適合
＊上記の適合認定は、フリーアクセスフロア工業会（ＪＡＦＡ）の評価基準に基づいた性能表示です。
OAフロアの耐震性能については、適切なOAフロア工事が前提ですので、専門の業者へ見積・工事依頼しましょう。
耐震性能の試験例
（一社）公共建築協会による品質性能評価の試験例は、下記の通りです。
耐震性能試験（床高さH=3000以下）- 所定の重りの質量200kgまたは350kg
- 加振
1） 0.6G 所定加速度 600cm／S2
2） 1.0Ｇ 所定加速度 1000cm／S2
判定基準は、パネルの脱落及び使用上支障をきたす損傷・せり上がり・隙間及び水平移動がないことです。
以上が、OAフロア（フリーアクセスフロア）の耐震性能についてのご説明です。
OAフロアを設置する際は、一般的なオフィスの場合は、公的機関による耐震性能の適合認定を受けているかをご確認ください。
サーバールーム等の用途の場合は、特に耐震性能が求められますので、実績が豊富な専門業者と相談しながら検討しましょう。
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