事務所用OAフロアの選び方とは?
事務所用OAフロアの選び方
OAフロアを一般的な事務所に導入する際の検討ポイントと選び方について、ご説明致します。
現在では、一般的な事務所でも、電話・コピー・FAX等のOA機器に加え、社内のLAN環境が標準になり、多数のケーブルが使われています。
大切な顧客情報や取引先とのデータ等を社内LANで共有していることが多く、事務所内の配線の保護は、今後も、益々重要になります。
こちらのページでは、一般的な事務所に於いても、必須の設備になっているOAフロアの選び方について、ご説明致します。
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事務所用OAフロアの選び方とポイント
OAフロアは、用途・耐荷重性能(耐えられる重さ)・構造・床上高(配線容量)等で、製品が分類されています。
その製品分類の中で、事務所用OAフロアの選び方について、各項目ごとにご説明致します。
事務所用OAフロアを用途から選ぶ
OAフロアの用途は、主に下記のように分類されています。
- OAルーム用(一般的な事務所用)
- サーバールーム用
- クリーンルーム用
- その他
一般的な事務所向けのOAフロアで、書棚・書庫等の標準的な什器や複合機等を設置する場合に向いています。
コンピュータ室、機械室、サーバルーム等の重量機器を設置する場合に向いているOAフロアです。
半導体、薬品、精密機器、食品等の製造工場で主に使用される、清浄な空調空気を流通できるように考慮された特殊なOAフロアです。
その他用途のOAフロア
事務所用OAフロアの用途は、「OAルーム用(一般的な事務所用)」を選びましょう。
事務所用OAフロアを耐荷重性能から選ぶ
OAフロアの耐荷重性能は、パネルがどのぐらいの重さにまで耐えられるかを、表している基準です。
OAフロアの耐荷重性能は、主に下記のように分類されています。
- 3000N仕様のOAフロア
- 4000N仕様のOAフロア
- 5000N仕様のOAフロア
一般的な事務所向けのOAフロアで、書棚・書庫等の標準的な什器を設置する場合に向いています。
大きな書棚や小規模なサーバー機器等の重量物を設置する場合に向いています。
コンピュータ室、機械室、サーバルーム等の重量機器を設置する場合に向いています。
事務所用OAフロアの耐荷重性能は、「3000Nか4000N仕様のOAフロア」を選びましょう。
*耐荷重性能については、什器類を配置する箇所によっては、長期的に集中荷重がかかるので、最終的にはOAフロア業者による判断が必要になります。
事務所用OAフロアを構造から選ぶ
OAフロアの構造は、主に下記のように分類されています。
- 置敷式簡易OAフロア
- 床高調整式OAフロア
- 置敷式溝配線OAフロア
置敷式簡易OAフロアの素材は主にプラスチック製で、プラスチックのパネルと支柱が一体型タイプのOAフロアです。
他のOAフロアと比べて価格が安いですが、レベル調整(高さ調整)が出来ない為、床の状況で設置出来ない場合があります。
床高調整式OAフロアの素材は主に、コンクリートやスチール製です。
パネルの下に支柱があり、パネルと支柱を分離できるので、高さ調整が可能なOAフロアです。
床下部分を自由に使えるため、配線の変更・増設の自由度も高いことが特徴です。
置敷式溝配線OAフロアの素材は主に、高強度コンクリート等で、形状はブロック状のマットです。
厚みのあるコンクリート板に溝があり、その中にケーブルを通すOAフロアです。
配線容量はやや少なめですが、一般的な事務所の環境には充分対応可能です。
事務所用OAフロアの構造は、上記の3種類の中から、設置する床の状況(注:1)や配線容量に応じて、選びましょう。
注:1
置敷式簡易OAフロアは、レベル調整が出来ない為、床面に傾斜があると設置できません。
見た目では、傾斜がないように見えても、レーザー水準器等で確認すると、傾斜がある場合があります。
傾斜がある状況で、設置施工すると、時間経過とともにガタツキ等の問題が生じる可能性がありますので、注意が必要です。
可能な限り、床面を凹凸がない状態に仕上げて、OAフロアを設置・施工しましょう。
事務所用OAフロアを床上高(配線容量)から選ぶ
OAフロアの床上高(配線容量)は、一般的な事務所用では、現在、h=40mm~h=300mmのOAフロアが販売されています。
OAフロアの床上高を選ぶ際は、事務所の配線容量を基に検討します。
一般的な事務所の場合は、h=50mm~h93mmが標準的な床上高になります。
また、OAフロアには
- レベル(高さ)調整が出来ない置敷式タイプ
- 支持脚でレベル(高さ)調整が可能な床高調整式タイプ
の種類がありますので、用途や予算に応じて、お選びください。
以上が、事務所用OAフロアの選び方とポイントについてのご説明です。
OAフロアは、製品種類・設置環境・メンテナンス状況でかわってきますが、約15年という長期間使用できる設備です。
OAフロアの導入を検討する際は、安心して、長く使い続ける為にも、専門業者へ見積・工事依頼しましょう。
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