OAフロアの床高と調整方法
OAフロアの床高と調整方法
OAフロアの床の高さは、主に配線容量とオフィスの天井高を参考に検討します。
現在、一般的なオフィス用途では、h=40mm~h=300mmのOAフロアが販売されています。
こちらのページでは、OAフロアの床上高を選ぶ際のポイントと床高の調整方法について、ご説明致します。
OAフロアの床高を選ぶ際のポイント
OAフロアの床の高さを選ぶ際は、自社の配線容量を基に検討します。
一般的なオフィスの場合は、h=50mmが標準的な床上高になります。
また、OAフロアには
- レベル(高さ)調整が出来ない置敷式タイプ
- 支持脚でレベル(高さ)調整が可能な床高調整式タイプ
の種類がありますので、用途や予算に応じて、お選びください。
下記に、配線容量のポイントから、各々の特徴をまとめていますので、参考にご覧ください。
OAフロア種類 | 特徴 | 配線容量 |
---|---|---|
置敷式溝配線OAフロア | 形状はブロック状のマット、溝部分に配線を通す。高さ調整不可。 | やや少なめ。 |
床高調整式OAフロア | パネルと支柱を分離できるので、高さ調整が可能。 | 配線容量は多い。 |
簡易置敷式OAフロア | プラスチックパネルと支柱が一体型のタイプ。高さ調整不可 | 主にH50~H95mm。 |
OAフロアの床高調整方法
OAフロアの高さ調整
OAフロアには、上記でのご説明のように、高さ調整が出来ない置敷式タイプと支持脚で高さ調整が可能な床高調整式タイプがあります。
こちらでは、高さ調整が可能な床高調整式OAフロアについて、参考にご説明致します。
OAフロアの高さを調整する手順(メーカーによって、手順がことなります。)
- 高さを調整したいパネル面を特定します。
- 対象面の仕上材(タイルカーペット等)の角をヘラ等で、捲ります。
- OAフロアのパネル部分を工具で取り外します。
下記のような支持脚で、高さを調整します。
- 逆の手順で、戻していきます。
*パネル面の支持脚の高さを揃えます。
OAフロアの高さ調整の範囲は、支持脚の調整範囲幅になります。
OAフロアの高さを全体的に調整する場合は、納入業者へ、ご相談ください。
OAフロアの高さ調整が必要になる原因
OAフロアの高さが揃っていないと、ガタツキ等の症状がでることがあります。
その主な原因と対処方法は次の通りです。
- 原因:OAフロアのレベル調整がされていない。
- 原因:OAフロアの一部分に配線が、挟まれている。(置敷式に多い)
- 原因:OAフロアの一部分に想定以上の負荷がかかっている。
- 原因:床面の下地処理が適切に施されていない。
対処方法:上記の手順で、高さ調整を行ってください。
対処方法:上記の手順で、パネル内の配線が挟まれていないか、ご確認ください。
対処方法:積載物の負荷の分散を試してください。
対処方法:OAフロアを納入した業者へ、ご相談ください。
以上が、OAフロアの高さ調整が必要になる主な原因です。その他にも経年劣化等の様々な原因が考えられます。
OAフロアの場合、導入後のトラブルとして多いのは、やはり、ガタツキの問題です。
OAフロアは、製品種類・設置環境・メンテナンス状況でかわってきますが、約15年という長期間使用できる設備です。
OAフロアの導入を検討する際は、安心して、長く使い続ける為にも、専門業者へ見積・工事依頼しましょう。
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